ここ数日の読む読む
相も変わらず通勤電車内で読んでます。
今日読み終えたのはこの本。
- 作者: 河合隼雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/05
- メディア: 文庫
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アイデンティティについて書かれた所などを読むと、『運命準備委員会』スタブの『絆』の説明(51ページ)にあった「記憶の柱」がそれに相当するのかなぁ……などと思ってみたりしています。
また、子どもと大人の関係について「なんとなく」掴めるかもしれません。
もうひとつ脳裏に浮かんだのが、先月末日に投稿運命で挙げた「物まね芸人の想い出」です。
ラ・モンが「永遠の少年」と同一視できる存在でトリックスター的要素を持っているとしたら、もしかして「物まね芸人の想い出」と似た効果の『運命』を使用できるのかも。
それならラ・モンの「科学者」「魔法使い」「医者」「詩人」「技師」「宗教家」「興行師」といった変幻自在の側面も説明できそうな気がします。
もっとも、一番しっくりきそうなのは、桂木リンナが最後に挙げた「詐欺師」なんですけども。本物のようで本物でないってことで。