波島マスター紹介の本

単行本版は出版社/メーカー欄が「ひらく」となっているほう、文庫版は「三笠書房」となっているほうです。
自分は三笠書房の『知的生きかた文庫』のシリーズに入っている物を、古書店で購入しましたが、その巻末には『本書は、ごま書房より刊行された単行本を、文庫収録にあたり改筆・再編集したものです。』とあります……あれ?
少し前に刊行された本なので、たぶん一般書店にはもう置いてないと思います。探す場合は古書店を回った方が早いでしょう。『知的生きかた文庫』シリーズは大抵ずらっとまとめて置かれているので、白と緑のシリーズ共通の背表紙デザインを目印に探してください。


さて購入したのが文庫版ということで、波島マスターが「目を通してください」と指定した項はそのままの形では収録されていない模様。『問題意識のワナを仕掛ける読み方』という項が、それに当たるのかな?

本を読んだときに、習慣にしておくといいのが、一冊読み終わったら、この本は何が言いたかったのか考えることです。

と始まる項です。読みやすい文体・内容なので、あまり苦になりませんね。他の項も読んでみます。

で、いろいろな疑問・問題意識を持つには、ひとつのことしか見えない単眼的な思考ではなく多角的に見るための複眼的な思考が有効とのこと。
その辺りに関しては、多少読みにくくはありますが、去年の暮れに購入したこの本も参考になるかもしれません。

こちらは一般書店でも手に入ります。講談社+α文庫の白と青の背表紙が目印です。こちらもまだあまり読めてないので、ちょこちょこ読み進めてみます。