NPCエニアグラム判断 その３

28日くらいに次の追加アーキタイプが発表されそうな気がするので、その前に……あまり意味は無い？

鳴笛麗羅

彼女は「タイプ８のウイングを持つタイプ９」であると推測します。
まず、『片恋同盟』初期情報の一文を思い出してみましょう。

会の原則は「悩みを吐露してすっきりする会」だが、今の会長になってからはこんな感じのイベントも時折開催されている。

これは「タイプ８のウイングを持つタイプ９」の特徴の一面「往々にして新しいプロジェクトを求め、型にはまった生活のペースを時々変え」るという点と合致します。ならば御簾間会長が「タイプ８のウイングを持つタイプ９」であるかのように見えるのですが、実際は異なるように思います。
恋愛賭博の収拾に片恋同盟が関わることを提案したのは副会長の麗羅であって、御簾間は実行の決断を担当しています。
また「自分自身の幸福や家族、仕事、考え方に対する何らかの脅威」……ゲーム内のケースでは御簾間に接近するPCの登場……を引き金として機嫌を悪くしている点。そして「官能的なことや心地のよい慣習に耽る（ふける）ことに惹かれ」ている点。以上のような行動についても該当タイプの特徴と合致しているので、「タイプ８のウイングを持つタイプ９」であるのは鳴滝麗羅でしょう。

御簾間アルバート

彼については「タイプ９のウイングを持つタイプ８」であると推測します。
デリケートな片恋同盟メンバーたちを纏めるリーダーシップと、恋愛賭博への介入を決めた決断力。これらは「心が温かく、家族指向で、人を保護することを通じて、力とリーダーシップを主張」するという特徴の表れでしょう。
また『片恋同盟会長』に対して接触を図ってきた教師PCに対して終始とぼけぬいた様も「頑固で平然としており、おとなしいながらも迫力があ」るという特徴に沿うように思われます。
ただ一点、注意が必要なのは「タイプ９のウイングを持つタイプ８」は二面性を持つことがあるということです。

彼らは一般的に、静かで控えめに生き、裏で状況をコントロールすることを好みます。また、ゆっくり話す傾向があり、人の非言語的な手がかりや身振り言語に非常に敏感です―親しげですが、密かに人を見定めています。戦略的で用心深く、あえて自らをほとんど過小評価させます。
（『エニアグラム　あなたを知る９つのタイプ【基礎編】』より抜粋）

片恋同盟でその存在が噂される独自調査機関も、その正体は彼１人の眼力なのかもしれません。

参考書籍

エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)

↑【応用編】は未刊。自分はブックオフで古書を購入しましたが、先日、紀伊国屋書店本店で販売されているのを確認しています。かなり参考になります！