第6ターンアクション(蓮見マユリの場合)


リアクション発送まで一週間を切りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
『王剣』もゲーム期間の折り返し点を過ぎるということで、マユリはこれから終盤に向けてどないすべ〜、と考えながらのアクション作成でしたね。いま読み返してみると散漫な内容に思えて頭抱えてますが。


あ、この回のマユリのアクションから使用フォントをゴシックに変更しました。(これまでは明朝体

A060502「双子ようじょに遊ばれる」

行動欄

自分には ディーとエルの存在の恒常性に関する認識が足りない ことを 双子の消失を見過ごしてしまいそうで不安 だと思っている。 ディーとエルの存在の安定度に関する認識 を補うために シャボン玉遊びの最中、それとなく「2人はいつか居なくなってしまうのか?」と双子に尋ねる をして、その結果、 双子の消滅防止方法についての手がかりを得る になることを願っている。

行動補足欄


○今月は「シャボン玉」! ふもとの町の図書館でいろんなシャボン玉の作り方を調べて必要な物を準備。液の配合率は実験して確認します。
○シャボン玉を軍手を着けた手で弾ませたり、巨大シャボン玉で空中の双子を包んだり、長〜いシャボン玉や超たくさんのシャボン玉を吹いたり。
♪シャ〜ボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで 壊れて消えた♪
○歌うと気になる。各ペリュトーン噴出地に現れたディーとエルに似た双子たちは、その特徴や記憶が同じ者は2度と現れていません。
○自分たちはペリュトーンが収まっても元の生物・姿に戻るだけ。でも親も居らず、正体も不明なディーとエルはペリュトーンと共に消滅ですか?
○不安に駆られて双子に尋ねます。2人の存在を守る方法はあるのか?
○「ディーとエルの消滅を避けるのに主劍が必要だというのなら、私は自分の存在を賭けてでも主劍になろう。でも、もし2人の消滅が避けられないのなら、2人との忘れられない思い出をみんなで山のように作りたい」

元・日常行動欄


○準備やシャボン玉遊びの進行を手伝ってくれる人にはかならず「ありがとう!」とお礼を言います。
○(結果はどうあれ)一緒に遊んだディーとエルにも、遊んだお礼と思い出を作れた感謝の気持ちを込めて「ありがとう!」とかならず伝えます。

元・外見イメージ欄


○前回の、双子によるハンドパペットを使った
 「ありがと」
 には無愛想ながらも内心、かなりメロメロになってます。
○メロメロであるがゆえに、双子を失うことはないのか、不安になっています。
○双子はその強大な力で一見存在が安定しているかのように見えるが、ペリュトーンが封じられたり無くなればその存在と人格が失われてしまう、実ははかない存在なのではないか?

アクション決定の経緯

  • ディーとエルに「ありがと」と言ってもらうことに成功した。
  • ディーとエルにオモチャにされなかった。
  • プレゼント大会のような具体的な引きはなかった。
  • ディーとエルにどうなってほしいのか。

第5ターンでのマユリ的ポイントは以上。なので、第6ターンのアクションは以下の点を念頭におきながら考えてました。

  1. ディーとエルに「ありがとう」と言う。
  2. ディーとエルにオモチャにされる。
  3. ディーとエルに関する、クライマックスに向けてのシナリオ上の大きい引きを探す。

ひとつ目は、他者に「ありがとう」と言ってもらう嬉しさを双子に感じて欲しいから。その異常なまでの人間的常識のなさとパワフルさから双子はお礼を言われる状況は少なかった(あるいは無かった)んじゃないかな、と。
もともとマユリは双子に対して「酷いことをした点を悔い改めて欲しい」とは思っておらず、それよりも「他者が嬉しいと感じることを沢山するようになって欲しい」と思っている、という方向性でアクションを考えてます。
で、第5ターンで(曲がりなりにも)他者にお礼を言うことを体験させることに成功したので、今度は「お礼を言われる立場を体験させたいな」という漠然とした目標をひとまず立ててみました。
もちろんこの段階では具体案はいっさい無し。


ふたつ目についてはPLの欲求不満です(爆) 死なない程度に(でも派手に)酷い目に遭わないと参加した気がしなくって……(マテ


みっつ目はそのままですね。
いつまでも双子と遊んでるだけっていうのもなんですし、大劍儀関連だとのちのち富士山が舞台になる可能性もありますから、それも絡めて「どうするのよ」という山が欲しいな、と。







で、当面の問題として「何をして遊ぶか」を考えなくちゃいけません。今回は引きが無いので自由度は高いものの、うっかりすると犠牲者多数です。うーむ。
結局、遊び内容を考えはじめた夜のチャットでは何もでずに就寝。そして翌朝、歯を磨いている最中にソレは来ました。
「シャボン玉だ!」

恐らく、第5ターンで双子に“虹”をプレゼントしたPCが居たことと、歯磨き時に見た“泡”が合体したのでしょう。調べてみるとシャボン玉も大きいのやら割れにくいのを作ろうとすると、水や洗剤、その他添加物の種類やら配合率やら温度やらが複雑で意外と奥が深くて面白そうですし、なにより子どもらしい遊びです。適度に酷い目に遭いそうなのもポイント高い。こまかいことはサクッと忘れて遊びの内容だけは「シャボン玉遊び」に決定です。
また、人手が必要になる可能性もありますし他の人も絡んでくれると楽しいなということで、掲示板にて「シャボン玉遊び」の実行をその日のうちに発表しました。


……と、ここまで考えてひとまず封印。特殊アクションの準備とまとめにかかることに。


数日かかって特殊アクション明けです。今回は会誌投稿もしたのでその分、時間がありません。
シャボン玉と(双子への)お礼の言葉は「遊びへの協力」に対するものとすれば関連付けられるだろう、ということにして*1、シナリオ上の引きをそろそろ見出したいところです。できればそれもシャボン玉と関連付けたいところ。


さて、富士山では和田博士が人工主劍作成のための準備(被検体PCのPP上げ)をしており、そろそろ実験開始に必要な最低限のPP値に達するPCが出てくるようです。そういえば双子と遊ぶPCたちもこのところ、双子の力への耐性でその強さがリア上で表現されています。……強調(アピール)されてるっていうことは、流れは違えど双子関連も主劍への道に繋がってる、とか?
主劍となると劍PCのマユリも気になります。主劍“バールのようなもの”……見てみたい!(笑)
とはいえ(主劍への道があると仮定して)主劍を目指すとしても、それなりに強い理由付けが必要でしょう。そこで、ウンウン考えて出したのが『双子ピンチ説』。


双子はヒトではない存在です。劍もペリュトーン環境下になければ、殺傷能力のあるただの道具に戻ります。元々生き物だったディアティとロードはペリュトーンがなくなっても命まではなくなりません。では依り代も無く、通常の生き物でもない双子はペリュトーンが終わったらどうなるのでしょう?
各地に出現して対立を煽るような行動をとる、ディーとエルによく似た、でも異なるパーソナリティを持つ何組もの双子ようじょ。ですが、一度目撃された彼女たちが再び別の場所で目撃されるというケースは(いまのところ)不思議なことに聞きません。1月に出現して以来ずっと存在し続けているディーとエルが特別、なのでしょうか。*2
真相はともかく、シャボン玉との関連付けで双子の消滅をマユリに発想させて動機付けに使えるかもしれない、という目算でアクションに組み込んでみました。

*1:マジックショーで観客にステージに上がってもらうのと似たようなもの?

*2:ペリュトーンを噴出させ続けている富士山が関係している?