主劍

 前々回エクスカリバーを他の主劍とは別格の存在として自作の「八卦対応表(仮)」から除外した件ですが、まずはエクスカリバー以外の主劍についてです。

エクスカリバー以外の主劍

「主劍ってのは、ペリュトーンの力の方向性を定める事ができるそうなんだ。そして、それを特定の場所*1に置いて、儀式を行う……それを大劍儀って言って、この世の理すらも変えられる。それが主劍の存在目的。シヴァ様からそうお聞きした」*2


 現在ゲーム中で発生している現象のなかで、その特殊性や規模から主劍による大劍儀が原因だと自分が思うものは2つ。旭川の「男性以外を拒絶する霧」と、知多の「『ペリュトーンによる異常行動』の抑制」(たぶん)です。関係リアをすべて入手できたわけではありませんが、知りえた範囲から推測すると、主劍の大劍儀にはその変更した理(ことわり)の効果範囲と強制力の強さにはどうやら限度とルールがあるようです。

  1. 変更した理の効果範囲は一地域の、そのまた一部地区のみ
  2. 大劍儀の実行後に劍として主劍を使用すると、その分、大劍儀で変更した理の強制力の強さが劣化する(?)

 1.については、例えば旭川なら初期情報から効果範囲が(少なくとも第1ターン終了時までは)旭川市内に限られていることが分ります。知多については、第1ターンRAから、知多の中でも恐らく豊乃ヶ浜地区限定だろうと推測されます。
 2.については、現在の知多の状況からの推測ですね。核攻撃の迎撃後から理の維持に綻びが出てきています。*3主劍も通常の劍と同様に、十分なPPを劍者が持っていないとそのポテンシャルを発揮しきれないのか? 劍者のPPは大劍儀の効果にも影響があるのか? 主劍劍者には、PPが減少してしまう何らかの原因・理由が存在するのか? 疑問点だらけですが、代償の要らない力も無いでしょうから要注意ですね。

エクスカリバー

 通常の主劍による大劍儀が上記のようなルールならば、過去イギリスでペリュトーンを終息させたエクスカリバーの力はとんでもなく桁外れです。効果範囲がイギリス全土、もしかすると全地球規模ですから。『太極=ぺリュトーンの主体=地球』に対して理の変更を行えるとすると、八卦どころではなく『太極』そのものと対応する主剣である可能性もあります。*4
 エクスカリバーを「一陰一陽で『太極』と対応するもの」と捉える場合、通常の劍のように剣の武器形態のみでは不完全なのかもしれません。伝説上にてエクスカリバーは剣本体と同等、いやそれ以上に鞘(さや)の重要だと伝えられている箇所があります*5から、双方揃えてようやく本来の力を完全に発揮できるのかも。


 第1ターンの誌上RAで出現した謎の騎士は、抜き身のエクスカリバーらしき劍を所持していました。とすると、どこかにその鞘に相当する物だかNPCだかPCが存在している?

*1:特定の場所=聖地?

*2:『蛇の目』シナリオのNPCメデューサの言葉からの引用

*3:まだ理に対して致命的な影響は無いようですが、来訪者をSだのRだのIだのに分類して極力主劍劍者の手を煩わせず、住民の手で対処することで理の維持を図っていると思われます。ペリュトーンが終息しない限り、将来的には次代の主劍劍者の選定と大劍儀の再施行が必要になるでしょう。

*4:両儀四象と対応する主剣が存在するか否かは不明

*5:by マーリン