本、本、本。

締切も近いのでアクションも考えてはいるのですが、なんとか時間を作って読んでます。もちろん『運命』に関連したモノですが(汗)

これは、17日(土)の文京プライベで、当ブログを見てくださってる方からいただいた物です。あ〜、こういう反応って、すっごくうれしいです! ありがとう!!
注目の内容は、人智学(アントロポゾフィー)の見地から『モモ』を読み解くもの。アントロポゾフィーの転生思想(転生は仏教だけじゃないのです)に関しても言及されてますし、いきなり人智学の専門文献をあたるよりずっと分かりやすい。第13章の副題「認識が力となる」は「信じる心が力となる」に通じてる?
改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)

改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)

角川ソフィア文庫の一冊で、著者は吉本ばななのお父さん。遠野物語をヒントに書かれた本です。まだ購入してきたばかりで少ししか読んでいませんが、表紙に書かれた文が印象的です。

……国家も共同の幻想である。風俗や宗教や法もまた共同の幻想である。……さまざまな共同の幻想は、……宗教的な習俗や倫理的な習俗として存在しながら、ひとつの中心に凝集していったにちがいない。……

賢治とエンデ―宇宙と大地からの癒し

賢治とエンデ―宇宙と大地からの癒し

いま探している本です。前半が宮沢賢治について、後半が『はてしない物語』『モモ』について書かれたものとのこと。こういった視点で書かれた唯一の本らしいので、金華山マスターのところとの関連も含めて読んでみたいですね。