アーキタイプ分類のあれこれ(その1)

14日に申しましたように、アーキタイプ表Ver.0.46を基にした現時点での分類について、何回かに分けて書いていこうかと思います。
仕事納めが過ぎれば若干スピードはアップするような気もしますが、年内に書ききれますかねぇ?
あ、毎度のことですが、各タイプ・ウィングの分類・解説は以下の書籍を大いに参考にし、引用させていただいてます。

エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)

エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,みやもとあきこ,Don Richard Riso,Timothy McLean,Russ Hudson,高岡よし子,ティムマクリーン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/10/19
  • メディア: 単行本
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百獣を統べしエルヴィン

表Ver.0.46では「タイプ1w9」、つまり「タイプ9のウィングを持つタイプ1」に分類してます。
それ以前では、「タイプ9w1」としていましたが、

彼らはとくに、非言語的コミュニケーション(アート、楽器演奏、ダンス、スポーツ、動物や自然と触れ合う仕事など)が得意です。

という「タイプ9w1」の特徴のひとつに、「花」の紋章を持つ忍法帖シナリオのNPC 服部撫子&山吹姉妹が舞いを得手とする点が該当するように思われましたので、「タイプ1w9」と入れ替えてみました。
「タイプ1w9」として改めて見ますと、

「狂気の大衆」から、往々にして静かな自然環境に逃れます。

大概、自分が見つけた自然や動物、無垢なものを何であれ、愛します。

理想主義的で、自分の信じる改革をもたらすために必要な政治や「泥にまみれた仕事(ダーティワーク)」にはあまり関わりません。

人間関係という厄介なことに関わらなくても済むように、ひとりで動ける状況を探します。

といった部分が当てはまるようです。でも、その一方で

タイプ1につきものの怒りは、別のウィングをもつ、もうひとつのサブタイプよりも見つけにくく、堅さや短気、皮肉として表現される傾向があります。

とか、

他人に軽蔑的で、エリート意識をもち、人を見下す場合もあります。

といった性格の表れ方をする場合もあるようです。

タイプ1w2

あくまで仮の配置として片恋のNPCである古宮あやめを当てていますが、今後変更が必要となる可能性もあります。
恋愛賭博の参加者に対する応対の様子などを見る限りでは

彼らは、自分が影響力を与えていると感じている限り、他人のニーズを重視します。

という点が表れているようにも思いますし、自身と絆をもつ周囲の人々への自らの運命の力による影響を危惧し行動する点は、

もうひとつのサブタイプ(タイプ1w9)ほど、純粋に理想主義ではないですが、人類の行方をより良いものとすることに、純粋に関心を持っています。そして、自分が支持する変化をもたらすために、もうひとつのサブタイプよりも現実に関わります。

といった面の表れであるように見えます。
問題としては

充電して考えるために、多くの「ひとりになる時間」が必要

という面があるので、絆を断ち切って「ひとりになる」ような運命の力を持っているかもしれないことが考えられます。
それが例えば暴走した場合、周囲の者たちにも拡大・影響してしまうこともあるかもしれません。
ただ、

他人との関わり―とくに、討論して、自分の考えに磨きをかけるような―でも、活性化します。

とのことなので、極度に否定・孤立化させないように気を配ると良いかもしれません。