赤錆拍車のロザリンド(期間限定アーキタイプ)
これまでのアーキタイプとはがらりと印象の違う、女性ガンスリンガーです。
この期間限定アーキタイプについては「タイプ5のウイングを持つタイプ6」(守る人)であると推測しています。
分析のポイントは彼女が辺境地域の治安維持をしていたことと、晩年に参加した古代王国中央部に対する奴隷解放運動の2点です。
1点目については、基本となるタイプ6のアーキタイプ:剣狼将軍ヴィクトールと同様、自らを含めた仲間の安全を第一とする特徴がよく表れています。組織の力を重視するヴィクトールと違い、単独行動のガンスリンガーであるのは、
彼らは、もうひとつのサブタイプ(タイプ7のウイングを持つタイプ6)よりも独立していて真面目です。そして、励ましや助言を他人に求める可能性は低くなります。多くの場合、ひとりで行動します。
という特徴が意識されているのでしょう。
2点目については、
政治的主張や社会奉仕といった分野に関心があり、往々にして、不利な立場にある人やグループの代弁をしたり擁護をします。
という点の表れだと思われます。
また射撃能力が強調されていますが、本来的にはそれに限らず「とくに得意とする専門知識をもつ傾向がある」タイプです。キャラクター的には、いろいろなタイプのPCを作成できる余地のあるアーキタイプではないでしょうか。
このサブタイプの人々は、往々にして、さまざまな専門知識に秀でています。そのため、実際的な問題解決に卓越しており、分析か、社会評論家、教師、オピニオン・リーダーにもなります。彼らは、ルールや範囲がかなり確定された知識体系、たとえば、数学、法律、科学に惹かれます。多くの場合、もうひとつのサブタイプよりも集中力に優れていますが、関心事は狭まるかもしれません。
なお、ロザリンドをアーキタイプとする場合、以下の点にも注意したほうがいいかもしれません。
5のウイングをもつタイプ6は、刺激に反応しやすく、強く主張(アグレッシブ)します。安全を脅かすとおぼしきものを責めたり、スケープゴートにしがちです。