アーキタイプとはなんぞや?
さて、程度の差こそあれ、皆さんもキャラ作成の際にその選択に頭を悩ませたかと思う「アーキタイプ」の話です。
前フリ長いのもアレなんで、単刀直入に行きますか。
ずばりエニアグラムってご存知ですか?
エニアグラムとは人間を9つの基本タイプに分類・研究するもの。
心理学の領分に入りますね。
それら9タイプの特性を理解することで自分を知り、さらに周囲の人間の特性を理解することでより良いコミュニケーションを図る指針とするものです。
そして、『運命』のルールで挙げられた10種類のアーキタイプ。
そのうち「機械仕掛けのアルムート」を除く9種類は、このエニアグラムで掲げられている9つの人間の基本タイプにそれぞれ対応するものと思われます。↓
エニアグラムタイプ | アーキタイプ名 | こんな人 |
---|---|---|
タイプ1『完全主義者』 | 忌まわしきラドルフ | 正しくありたい人 |
タイプ2『献身家』 | 戦姫ランドグリズ | 援助したい人 |
タイプ3『達成者』 | 疾風のハンネス | 目的を遂げたい人 |
タイプ4『芸術家』 | 神の眼ヨハン | ユニークでありたい人 |
タイプ5『研究者』 | 賢者ジクストゥス | 観察したい人 |
タイプ6『堅実家』 | 剣狼将軍ヴィクトール | ルール(組織)を守りたい人 |
タイプ7『楽天家』 | 朝焼け館のエメレンツィア | 楽しみたい人 |
タイプ8『統率者』 | 戦闘王ノヴァリス | 自己(強さ)を主張したい人 |
タイプ9『調停者』 | 予言者オルトルート | 平和を作りたい人 |
アルムートの存在については超古代文明が人間の魂を元に作り出したとされる人造生物という彼女の設定から、基本9タイプのほかにもアーキタイプを作り出せることの示唆なのかなぁ〜と考えてます。
上記のようなわけで、超古代文明:ウルボーデンの実在性について自分は否定的です。
なにかをキッカケにして9+1のアーキタイプが記憶のうちに顕現してきたのが輪楔者(ファウ)なのでしょう。
彼らは転生などしていません。
実在しなかった文明ならば、その滅亡の記憶が無くても不思議ではありません。
輪楔者たちの持つ記憶によるもの以外の痕跡が存在しないのも同様です。
エニアグラムを知ったのは「失業していたから」。
自分の短所しか見えず、長所が何も分からなくなってましたね〜。
いや、エニアグラムで長所と指摘された点については、まだ「それって長所なのか?」と考えてしまいますが(苦笑)
また、エニアグラムとアーキタイプの対応については第1ターンのアクション〆切まで、匠学館内を除いて公表を控えさせていただきました。
当ブログの開設をこの時期にしたのもそのためです。
エニアグラムはタイプ分けするとはいえ、従来の血液型や星座による性格判断よりも柔軟性に富んでいます。
(例えば、タイプ6寄りのタイプ5といったものが存在したり、その片寄りの程度もピンからキリまであります)
ですがヘタに類型的な理解をしてしまうと先入観がジャマをして、自由なキャラクター作成の障害になる可能性がありました。
現に自分自身がそのようになりがちでしたので……。